大学の保健室(医務室)の保健師求人募集

保健師の中には、大学の保健室(医務室)勤務の方々もいます。また、様々な諸条件から大学で働きたいと望んでいる保健師も少なくありません。ここでは、大学の保健師募集について、様々な角度から考えてみたいと思います。

 

大学の保健室勤務の保健師募集について

まず、大学の保健師募集時期についてですが、年度替わりの少し前に常に求人が出るわけではありません。大学側の基本的なスタンスは「欠員が出たから募集する」ということなのです。しかし、条件面が比較的良いとされる大学の保健室勤務では、なかなか欠員が出ないという現実もあるようです。後述しますが、1年を通して大学の保健師募集を見ていくと、様々な形の求人を見ることができますので、大学勤務を希望している保健師の方々は、より多くの募集情報を収集するようにしていただきたいと思います。

 

応募条件について少しお話しておきましょう。大学の保健室勤務では、保健師資格があれば必要かつ十分ですが、より能力のある保健師を欲しいというのが大学側の本音です。保健活動経験の豊富な方、産業保健活動経験者などは自己をよりアピールしやすいでしょうし、採用でも有利になると思います。また、大学勤務では日常的にPCを扱いますので、エクセルやワードなどの操作を応募条件に挙げている企業も少なくありません。

 

大学の保健師募集では派遣求人も増えている!?

最近の大学の保健師募集では、正職員だけでなく、パート・アルバイト・派遣・契約社員などでの募集が増える傾向にあります。大学の保健室で働くのならば正職員の方がいい!とお考えの方もいるとは思います。しかし、このような正職員以外の働き方にも多くのメリットがあるのですよ。パート・アルバイトで採用されても契約更新されるケースは多いですし、紹介予定派遣に代表されるように、正職員として登用されるケースもかなりあります。また、ある期間だけの勤務であっても、大学保健室勤務の経験者となりますので、将来的にも(転職など)有利になります。ちなみに、派遣(紹介予定派遣も含む)での保健師募集は、大学だけに限らず様々な分野で増加傾向にありますので、保健師の方々は少し注目した方がいいかもしれません。

 

産休代替での保健師募集は注目してもいい!?

先に書いたように、大学の保健師募集は1年を通して常に豊富に出回っている状況ではありません。少々語弊があるかもしれませんが、どのような形でもいいからとにかく大学の保健室に勤務したいとお考えの保健師には、産休代替での募集に注意を払った方がいいかもしれません。大学勤務の保健師は圧倒的に女性の場合が多いですから、産休育休などで長期の休みを取る方が必ず出てきます。この場合、期間限定(概ね6ヶ月程度)という勤務になるかもしれませんが、「経験を積める!」と前向きな姿勢で応募するのも一つの方法だと思います。

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