大学の保健室に訪れる学生に多い症状は?

大学に在籍している学生の多くは、18歳から22〜23歳という年齢層になっています。ある程度、自分の健康管理は自分で行なえる年齢ではありますが、それでも授業や部活動などの最中に体調を崩したりケガをしたりして、大学の保健室(医務室)に足を運ぶ学生は毎日後を絶ちません。

 

このように大学の保健室(医務室)を訪れる学生は、どのような症状を訴えることが多いのでしょうか。季節的によって差はあるものの、年間を通して最も多いのは発熱などによる体調不良です。季節性インフルエンザやそのときどきに流行しているウィルス性の感染症、カゼなどで発熱して体の不調を訴え、保健室(医務室)に駆け込む学生は少なくありません。中には前日のコンパで深酒をしたことが原因で二日酔いになり、我慢できずに授業中に保健室(医務室)にやってくる学生もいるのだとか。

 

ほかには、実習中や部活動中にちょっとしたケガをして手当のために訪れる学生の数も多いのですが、新学期が始まってしばらくすると突出して多くなるのが、学業や普段の生活・健康状態などに関する相談です。学校の中でうまく友達が作れない、人間関係に悩みを抱えている。健康状態が思わしくない。大学入学を機に実家を離れてホームシックになった。健康に関することだけでなく、さまざまな悩みを抱えた学生が、相談したり話を聞いてもらうために保健室(医務室)を訪れてきます。こうした相談に関しては、特にゴールデンウィーク明けが多いものの、最近は年間を通して多くなっているようです。

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